ITmediaによれば、KDDIがOpera搭載端末を年内に提供開始するという。
オペラのブラウザを搭載するということは、すなわちPCサイトを閲覧できる、という意味となる。"京ぽんという始祖鳥の羽ばたきをみて、ついにケータイキャリアの一角もまた、未知の大空に飛び立つ決意をしたというわけだ。
この”進化”は喜ばしいことだ。ケータイでのWEB閲覧しか知らない若い世代が多い中、実のところPCサイト(つまり、開かれた、真のインターネット)や、PCというプラットフォーム上でのソフトウェアやサービスの設計や開発を行える人材は、中国やインドに対抗し得るだけの数を確保できなくなっている。ケータイはこれまで鎖国をしていたが、京ぽんという黒船(始祖鳥と言ったり黒船と言ったり、例えば多すぎて申し訳ない)が風穴を明けてくれたおかげで、ようやく状況が変わった。
ただし、パケット定額制は適用されないので、サイトを閲覧すればするだけ別料金がかかってしまう。(これもITmediaによればYahooのトップページを閲覧するだけで36円のパケット代がかかる)これでは普及はなかなか難しかろうと思う。少なくとも、僕はまだまだ京ぽんを使い続ける。
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